ORIOは、2026年6月からポッドキャスト「糸をたどれば」を配信しています。布の歴史をたどりながら、日本の美意識を見つめなおす番組です。

■ なぜ、番組をつくったのか
ORIOのミッションは「日本の染織文化を次の世代に織り継ぐ」ことです。
そのためには、お品をつくってお届けすることと同じくらい、伝える場所が要ると考えてきました。学校での授業やワークショップに取り組んでいるのも、同じ理由からです。
文化を継ぐというのは、モノが手に渡って終わることではありません。その背景にある時間や技術や人のことが、聴いた方のなかに残ること。それが起きてはじめて、次の世代に渡せるものになると考えています。
■ シーズン1は、博多織の歴史をたどりました
約800年続くとされるこの織物が、どんな技術で織られているのか。なぜ「献上」という名で呼ばれるようになったのか。その柄に何が込められてきたのか。文献を当たり、産地の方に確認しながら、6話にわたってお話ししました。
やってみて分かったのは、一つの産地を深く掘ると、必ず外へ出ていくということでした。
博多織の話をしているつもりが、貿易の話になり、権力の話になり、信仰の話になる。布は、それだけ多くのものを背負っています。
■ シーズン2は、布や染織の起源へ
そこでシーズン2は、逆の方向へ振りました。テーマは、布と糸そのものの起源です。
人はいつから糸を摧り、布を織るようになったのか。なぜ体を覆う機能を超えて、色や柄を持つようになったのか。布はどのように権力や信仰や身分と結びついてきたのか。
日本の話だけでは終わりません。染織は人類最古の創造行為のひとつとされ、その歴史は文明の歴史とほぼ重なります。
■ 染織に馴染みのない方にも
番組は、代表の山本と、雄大さんの二人でお届けしています。雄大さんは染織に詳しくない立場から素朴な疑問を投げかけてくれるので、前提知識はまったく要りません。
扱うのは着物や帯だけではありません。デニムも、スーツも、Tシャツも、すべて布です。産地があり、職人がいて、そこに至るまでの何百年かがある。いま着ているものにも、その時間は必ず入っています。
■ 聴き方
どの回からでも聴いていただけます。移動中やお手すきの際に、よろしければ。
・Amazon Music
番組を始めた経緯については、代表の山本がnoteに書いています。
https://note.com/pankun/n/nf27bbd7ca0fd

