2026年9月15日、福岡市立香椎東小学校で博多織の授業をひらきました。
これまで中学校でお話しする機会はありましたが、小学校ははじめてです。

博多織って、どんなイメージ?
授業は、この問いからはじめました。
画面には、昔の人のもの、とても高価、古そう、かっこいい、かわいい、と言葉を並べています。どれも、博多織に向けられることの多い率直な印象です。
そこから、献上柄の文様に込められた願いのことへ。
博多織はもともと、相手の無事を願って手渡されてきた、贈りものの布だと伝えられています。
帯地にふれて、しおりをつくる

後半は、筑前織物の博多織の帯地を使って、しおりをつくりました。
色や柄を選び、組み合わせて、自分だけのかたちに仕立てていく。
絹の光沢や、思っていたより張りのある手ざわりに、指先で確かめるように向き合う姿が印象に残っています。


誰に、どんな思いで贈るか
最後は、博多織を使った商品のアイデアを考える時間です。
ワークシートには「誰に?」「どんな思いで?」「どう使う?」「商品名は?」「デザインは?」と欄を並べました。
家族と一緒に海外旅行行くときのためにパスポートケース、お母さんが毎日使うためのメイクポーチなど、
返ってきたのは、こちらの想定をあっさり越えていくものばかりでした。


教えにいって、教わったこと
本当に新鮮な目で自由な発想に驚かされることばかりでした。
しおりの完成度も高く、授業に前向きな姿勢に感銘を受けました。
授業をひらくたびに、受け取るものの多さに驚かされます。

これから
小学校から高校まで、それぞれの年齢に合わせた授業を続けていきます。
学校の授業や、地域・団体での学びの場など、かたちは問いません。染織にふれる時間をつくりたいとお考えの方は、お問い合わせフォームよりお声がけください。
ご協力いただいた香椎東小学校の先生方、そして子どもたちに、心より感謝いたします。
授業レポートは、福岡市キャリア探究ポータルに掲載されています。
福岡市キャリア探究ポータル
中高生の多様な職業体験機会等の創出事業
企画:福岡市/運営事務局:EduPorte株式会社
協力:筑前織物株式会社

